みなさんの眼の悩みをしっかりとケアします。
トップ > 加齢黄斑変性について
文字サイズを調整してご覧下さい文字サイズ標準拡大

加齢黄斑変性とは

目の構造と働き

●黄斑、中心窩とは

加齢黄斑変性は網膜の奥から新生血管が生えてきて出血し、著しい視力低下を来たす疾患です。この疾患は欧米先進国の成人失明原因の第一位であり、かつて本症を見ることの少なかった日本においても、生活様式の変化とともに増加傾向にあります。

従来は新生血管が眼底の真ん中に出現した場合にはレーザーで焼くことも出来ず、止血剤等の服用を続けて経過を診るしかありませんでした。しかし近年、光線力学療法(PDT)によって本疾患を治療することが可能になりました。これは新生血管に特異的に集まる薬剤を腕から注射した後に眼底に弱いレーザー光を照射し、薬剤を活性化させて新生血管を消退させるという治療法です。

当院は、眼科PDT研究会より認定を受けた医師が本治療を行っております。

●眼底の正面図

眼底の正面図

加齢黄斑変性(滲出型と萎縮型)

加齢黄斑変性は、黄斑部の機能が、加齢等の原因によって障害される疾患です。脈絡膜から発生する新生血管(脈絡膜新生血管)の有無で「滲出型」と「萎縮型」に分類されます。

新生血管は非常にもろく破れやすいため、出血を起こしたり、血管中の成分がもれたりして、急激な視力低下の原因となります。

●「滲出型」加齢黄斑変性

「滲出型」加齢黄斑変性

「新生血管型」「ウエットタイプ」とも呼ばれます。脈絡膜新生血管が発生し、出血することにより網膜が障害されて起こるタイプです。進行が速く、急激に視力が低下していきます。

●「萎縮型」加齢黄斑変性

「萎縮型」加齢黄斑変性

「非滲出型」「ドライタイプ」とも呼ばれます。網膜の細胞が加齢により変性し、老廃物が蓄積して栄養不定に陥ります。その結果、徐々に萎縮していきます。進行が緩やかなため、気づかない人もいます。しかし、時間の経過とともに新生血管が発生し「滲出型」に移行することもありますので、定期的に眼科医で検査を受ける必要があります。

滲出型加齢黄斑変性の自覚症状について

加齢黄斑変性は網膜の中心部である黄斑部がいたむのが原因です。そのため、ものを見ようとしたときにその中心部が最も影響を受けます。進行とともに次のような症状が現れます。

初期症状

●変視症

見たい部分がゆがんで見えます。

変視症

進行期の症状

●視力低下

全体的にものがぼやけて見えます。

視力低下

●コントラスト閾値
(対比の感度)の低下

全体的にものが不鮮明に見えます。

コントラスト閾値(対比の感度)の低下

●中心暗部

見たい部分が黒くなって見えます。

中心暗部

治療

光線力学的療法(PDT)

光に反応する薬剤を体内に注射した後に、病変部にレーザーを照射する治療法です。弱いレーザーによって薬剤を活性化させ、網膜へのダメージを抑えながら、新生血管を退縮させます。

光線力学的療法(PDT)

レーザー光凝固術

新生血管をレーザー光で焼き固める治療法です。

レーザー光凝固術

硝子体内注射(抗VEGF治療)

●ルセンティス®、アイリーア®

脈絡膜新生血管の発生には血管内皮増殖因子(VEGF)が大きく関係していると考えられており、VEGFの働きを抑えることにより進行を食い止めることが可能であり、眼の中に抗VEGF薬を注射し、新生血管の増殖や成長を抑えるための治療法です。定期的に注射が必要であり、まずは1ヶ月毎に3回投与します。その後は経過を診ながら治療していきます。

硝子体内注射(抗VEGF治療)
担当医師紹介はこちら
訪問診療も行っています
スタッフ募集中 こちらからご確認下さい
ページのトップへ